農学新時代 生物資源ゲノム解析センター 新領域の創出へ

 東京農業大学生物資源ゲノム解析センターは、文部科学省の平成20年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として採択された「革新的ゲノム解析情報を用いた生物資源ゲノム解析と農学新領域の創出」プロジェクトの一環として、東京農業大学の全学組織として新設されました。生物資源ゲノム解析センターには、イルミナ社のゲノム解析装置が設置され、装置のオペレーターならびに情報解析や個別テーマの研究に関わる研究員が常勤スタッフとして活動しています。 センターは東京農業大学の世田谷キャンパスに設置され、運営に当たっては総合研究所の支援のもと、センター長である学長以下、世田谷・厚木・オホーツク各キャンパス所属の教員による管理運営委員会を設置して行っています。また、解析課題については、センターの主要課題の他に、学内に広く公募して共同研究を行い「ゲノム農学」と呼ぶにふさわしい、農学新領域の創出に向けて取り組んでいます。

 現在2台の次世代シーケンサーが稼働しております。平成21年度に導入されたイルミナ社の「Genome Analyzer II」は、一回の実験で約400億塩基を読み取ることができ、主として微生物等の小規模解析に使用しています。また、平成22年9月には旧機種の約5倍の塩基数を読み取ることができるイルミナ社の新機種「HiSeq 2000」が導入され、ゲノムの大きな動植物に威力を発揮しています。特長の異なる2台の機種を併用することで、効率的な運用を行っております。

Illumina HiSeq 2000
Illumina HiSeq 2000